千葉県内に店舗を展開し、地域の皆さまにおいしい焼きたてのパンを提供している株式会社ピーターパン様にお話をうかがいます。まずは事業内容をお聞かせください。
大橋社長:
私たちは焼きたての美味しいパンをメインとしてお客様に提供しています。ただパンを買いに来るだけでなく、ピーターパンに来店したことによって「ちょっと贅沢、ちょっとおしゃれな食文化」を提供できるようなお店作りに取り組んでいます。

その中でも特に力を入れていることはございますか。
大橋社長:
美味しいパン 焼きたて・揚げたて・作りたての3たてのパンを提供しながら、またお客様がいつ来店しても焼きたてパンに出会えるように、こまめにお客様の動きに合わせて商品を提供しています。
また、お客様との距離の近さやスタッフのホスピタリティを大切にしながら、お客様に喜んでいただけるように商品・サービスの提供に努めております。

「ピーターパンブレンド」を導入いただいた背景や経緯、こだわった部分などをお聞かせください。
大橋社長:
ウエシマコーヒーさんと取引をする前は、他のコーヒー会社の既製の豆を使用していましたが、ウエシマコーヒーさんに相談してオリジナルコーヒーを作成いたしました。
ピーターパンのパンとテラス席で食べるときに合うブレンドを、ウエシマコーヒーさんが提案してくださいました。
ピーターパンではパンをご購入いただいたお客様には無料でコーヒーをご提供しています。このサービスは、サービスとしての価値だけでなく、コーヒーそのものの価値を求めたいという思いもありました。焼きたてのパンのように、毎週焙煎していただき、新鮮な焙煎仕たてのコーヒー豆をウエシマコーヒーさんに提供していただいています。

お客様の反応はいかがでしょうか。
坂本さん:
お客様のアンケートや実際の声から、コーヒーのサービスが嬉しいという意見は非常に多いです。
焼きたての提供にこだわり、焼きたてのうちに食べていただきたい、テラス席ですぐに召し上がっていただける、そこに新鮮な出来たてのコーヒーがあることが「ちょっと贅沢、ちょっとおしゃれな食文化」に繋がっていると考えます。

常にお客様に安定した品質を提供するために、改良を続けている。
大橋社長:
ウエシマコーヒーさんと打ち合わせを重ね、コーヒーの香りをさらに際立たせるように配合を変更し、フードペアリングによるパンとの相性を考慮し、焙煎度も変更しました。
常連のお客様が多いため、コーヒーの変化にも敏感に気付いていただいており、「香りもいいし 美味しくなった」という感想をいただいています。
ウエシマコーヒーと取引していただいて良かったことをお聞かせください。
大橋社長:
長年にわたり取引していただいているため、お店の状況をよく把握されており、安心感があります。トラブルがあったときにはすぐに対応してくれます。コーヒーマシンに関してもウエシマコーヒーさんに相談すると迅速に対応してくれるため、お客様にご迷惑をおかけせずに対応できたことがありました。
各店舗で同じ味になるよう、定期的に味覚チェックを行っていただいており、細やかにケアしてくれるので非常に助かっています。

お店のPRをお聞かせください。
大橋社長:
カレーパングランプリは5年連続で金賞をいただき、2025年には最高金賞受賞店舗によるグランドチャンピオン大会にチャレンジします。
過去10年間でグランプリを受賞した店舗のみが参加できるので、挑戦していきたいと思います。
元気印のメロンパンはたくさんの方のご協力により、「1日の販売個数9,749個」で世界記録を達成しております。

これからの展望などありましたらお聞かせください。
大橋社長:
ありがたいことに、多くの出店依頼をいただいています。その機会を活かしながら、チャレンジしていきたいと思います。ただし、出店の目的はお客様にピーターパンをさらに知っていただくことであり、従業員の成長のステップアップだと考えています。社員が笑顔で誇りを持ち、自信を持って働ける環境をつくりながら、ステップアップの場を広げていけたらと思います。

コーヒー抽出カスについても取り組みが行われる。
坂本さん:
今までは、お客様が譲渡を希望される場合に差し上げていました。しかし、リサイクルという観点から、会社としても取り組みを進めています。
試験的に、窯で焼いて乾燥させ、小包にして消臭剤として置き、お客様にご案内したところ半日たたずに用意していた分がなくなってしまいました。
環境に配慮された取り組みで素晴らしいと思います。
坂本さん:
ありがとうございます。お客様にも喜んでいただきました。今後もピーターパンとして「おいしいパンとコーヒーそして環境にやさしい取り組みを進めて行きたいと考えています。


