
味へのこだわり ~OLD PROBAT
創業から50年にわたり 私たちは「おいしいコーヒー」を作り続けています。
酸味や雑味を抑え、芳醇でコクのある味覚を追求し、こだわっているのが半熱風によるじっくり焙煎です。
半熱風式焙煎はドラムの中に熱風を送り込みつつ、外側からも直火で加熱するため、豆に均一な熱が伝わりムラなく焙煎できます。
この理想の味覚を実現するのが、創業以降使い続けている1964年製 OLD PROBAT GO240です。
OLD PROBAT GO240 はドイツの名門PROBAT社が製造、「コーヒーのための最後の焙煎機」
と言わしめた名機で、重厚に作られた厚窯は、ムラなくそして芯まで均一に焙煎することができます。
コーヒー豆の細胞を過度に破壊しない私たちの焙煎方法は劣化しにくいのも特徴で、
冷めても最後の一滴までおいしくお召し上がり頂けます。
OLD PROBATとは?
OLD PROBAT(オールドプロバット)は、1960年代に製造されたドイツ製のヴィンテージ焙煎機です。老舗ドイツメーカーPROBAT社はコーヒー焙煎機のパイオニアであり、その製品は耐久性や均一な焙煎性能で高く評価されています。
OLD PROBATはその特性から、現在でも多くのコーヒーロースターやカフェで使用されており、コーヒー豆の焙煎において高い評価を受けています。
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蓄熱性能の高さ:
OLD PROBATは高い蓄熱性能を持っており、これにより豆の芯までしっかりと熱が伝わります。均一な焙煎が可能で、豆の風味を最大限に引き出すことができます。
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ダンパー操作:
OLD PROBATでは「ダンパー」を操作することで焙煎のプロセスを細かく調整することができます。これにより、焙煎の度合いや風味を精密にコントロールすることが可能です。
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世界的な名機:
1960年代に製造されたという歴史的な背景もあり、ヴィンテージの風合いを持つ焙煎機として愛好家に人気があります。そのため、OLD PROBATを使用することで、昔ながらの焙煎方法や風味を楽しむことができます。

OLD PROBAT燃える火力が素材に魂を吹き込み完璧な焙煎へと導く瞬間※音量にご注意ください
品質管理
ISO9001品質マネジメントシステム 認証取得
「マネジメントシステム規格」は、組織のマネジメント・企業や団体の経営に関する国際規格です。
組織が目的を達成し、品質を向上させ、 効率的に業務を実施するためのルール・手順が定められています。
毎年1回外部監査員を受け入れて、監査を実施。監査員のフィードバックも踏まえながら、
ウエシマコーヒーではPDCAサイクルをまわすことで継続的な改善を図っています。
ISO9001品質マネジメントシステム認証を取得しました。最高の品質を維持するために、日々の改善活動は欠かせません。調達時の生豆の品質チェックに始まり、保管、選別、焙煎、粉砕、包装、出荷と、すべての工程でマネジメントシステムが機能しています。私たち自身の衛生管理も徹底しています。体温測定、手洗い、服装チェック、エアシャワーなどを通じて、おいしいコーヒーを作るために日々の改善活動を継続しています。
エアシャワー異物を持ち込まない。人や物に付着しているゴミや細菌を吹き飛ばします。
味覚設計
ウエシマコーヒーのコーヒー鑑定士が、UCCグループ買付およびウエシマコーヒー独自買付の豊富な原料からご提案いたします。世界各地の農園で生産されたスペシャルティコーヒーや、有機栽培コーヒー、フェアトレードコーヒーなどの認証コーヒーもその一つです。また、甘いスイーツに合うコーヒー、こだわりのパンに合うコーヒー、カフェオーレ、カフェラテ専用のコーヒーなど、飲用シーンに合わせた味覚設計もお手伝いいたします。
ウエシマコーヒーでは、原料の段階でのブレンド配合に始まり、細かなローストゾーン設計やコーヒーの最高の味を引き出す抽出技術もバックアップいたします。
多彩な包装ライン
8gのワンドリップパックから2㎏の製品まで8台の包装ラインでお客様のご要望にお応えします。
焙煎したて、挽きたてのコーヒーを素早く包装。
『窒素ガス置換包装(酸素と置換)』と『特殊バルブ付包装』により長期間鮮度を保ちます。
ドリップコーヒー、ハンドメイドで小ロット製造バルブ付窒素置換包装、不織布による包装で水出しコーヒー など対応いたします。
★ワンドリップ ⇒ 環境に配慮した包装資材 SDGsへの取り組みサスティナブルパッケージもございます。
オリジナルの対応も可能です。


工程
株式会社ウエシマコーヒーのコーヒーは横浜工場で各工程を経て、お客様へお届けしています。
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生豆
世界88カ国の厳選された農園より仕入れた生豆は、
受入時において厳重な検査を受け、受入基準に見合った生豆のみを受け入れています。 -
精選
生産国から送られてくる麻袋の中にはコーヒー生豆以外にも、石や木片、糸くずなど異物が混入していることもあります。クリーナー、比重選別機、マグネットにより異物の除去を行います。
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焙煎
熟練の職人技でコーヒー豆の個性を熟知し、毎日変わる豆の状態や気温や湿度によって、
火加減や時間を調整しながら、焙煎士が丁寧にじっくり時間をかけて焙煎を行っています。 -
粉砕
グラニュレーターで粉製品にします。粉砕後発生したシルバースキン並びに微粉末は専用の機材にて吸い上げを行い、雑味の除去、均一な粒度になるようにしています。
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包装
包装ラインには、金属検知器、ウエイトチェッカーを設備しています
人の目で最終チェック・検品確認をしながら、箱詰を行っています。

SDGsへの取り組み
カーボンニュートラルへの取り組み
ウエシマコーヒー 横浜工場は、カーボンニュートラルへの新しい取組みとして、都市ガスは「グリーン熱証書 」を活用し二酸化炭素排出量が実質ゼロ。電力は「非FIT非化石証書(再エネ指定)」を活用し再生可能エネルギー率実質100%を実現しております。
・焙煎などで使用する「ガス」は100%カーボンオフセット。
・包装などで使用する「電力」はクリーンエネルギー利用。
この取組みによりウエシマコーヒー横浜工場から排出される二酸化炭素は実質ゼロとなります。
ウエシマコーヒー横浜工場で製造するコーヒー製品は、自然エネルギーの普及・二酸化炭素の削減に貢献しています。
ウエシマコーヒーは地球環境に優しいコーヒーをお客様に提供しています。
その他の取り組み

ウエシマコーヒーではコーヒー生豆の輸送・保管に用いられる
『麻袋』や『チャフ』の再利用に取組んでいます。
ウエシマコーヒー横浜工場の麻袋やチャフは、各事業者様に寄贈し、ご利用いただいております。
持続可能な資源として再利用することで、廃棄物の削減や焼却時のCO2削減に繋がります。また、麻袋は天然素材なので土壌で分解する特性があり、環境に負荷が少ない資材として活用できます。
チャフ … 生豆に付着している薄皮や微塵などのこと

チャフ取組|株式会社雪印こどもの国牧場様
コーヒーチャフ(生豆に付着している薄皮や微塵などのこと)は有機物であり、堆肥化することで土壌改良材として利用できます。
コーヒーチャフを堆肥として使うと、土壌の栄養価が高まり、植物の成長を促進します。また、微生物の活動を活発にし、土壌の保水性を向上させる効果もあります。
株式会社雪印こどもの国牧場様では、牛舎の敷料として使用していただいています。
牧場の牛舎で仔牛さんたちの敷料として使用されています。
やわらかくクッション性があり、香りも良く、牛さんたちの快適な生活環境づくりに役立てていただいています。

麻袋取組1|多摩動物公園様
麻袋は非常に丈夫で、麻袋には1袋に約60~70キロのコーヒー豆が詰められていますが、めったに破れません。
多摩動物公園様では、コツメカワウソさんが麻袋を寝床にしたり、遊び道具としてもぐったりして活用しています。
麻袋は速乾性があり通気性も良いため、水遊びが大好きなコツメカワウソさんが濡れた体を乾かすために体を擦りつけるのにピッタリです。

麻袋取組2|みかん栽培
コーヒー豆の品質に影響する酸素、水分、紫外線などからコーヒー豆の劣化を防ぐ目的で麻袋が使用されています。この麻袋を敷くことにより遮光になり、地温の調節や雑草の抑制になるそうです。
麻の繊維自体は毒性がなく、食品(穀物など)にも安全に使えます。
通気性があり、農作物の変質を防げる効果もあります。
麻袋は破れにくく繰り返し使える丈夫な素材なので、麻袋を広げる際に出た、麻紐を使って作業袋を作成されています!
麻袋取組3|ジュートプロコーポレーション様
ボルト、ナット、タイヤチェーンなどの鉄鋼用品を収納するためや、製鉄会社で発生する鉄くずを保管するために使用しています。
また、田畑の肥料袋としての利用や、雑草防止のために袋を田畑に敷いて使用することもあります。さらに、袋の印刷部分を切り取り、オリジナルバッグを製作することもあります。